「なんだ、絵葉書(手紙)っぽくは書かないんだ」ときみが笑ったから、いいよ、今日はお手紙っぽく書いてみるよ。
ん、「きみ」ではだめかな。
でも、「あなた」にすると最初から書直Neo skin labさなきゃならないぞ。
「絵葉書のようには書かないの?」 と、あなたがちょっと残念そうに言ってくれたので、試しに今日はお手紙のように書いてみますね。
……かな。
今日はピアノの日でした。
ドビュッシーの「ロマンチックなワルツ」に先生から一応のオーケーが出たのでご機嫌でカフェに寄り、ミルクティーを飲みながらこの手紙を書いています。
一曲終わったということは、次の曲に取り組めるということ。わくわくしています。
実はわたし、楽譜がすきです。
うわぁーっと書いてあるオタマジャクシを見るとテンションが上ります。どんな響きだろうって。
先生と一緒に楽譜を見ながら読み解くのreenex 好唔好も好きです。
まっさらだった楽譜が、注意書きで埋まっていくのも好き。
「楽譜通り」に弾くと言っても、厳密には「楽譜通り」=「その曲」ではないと思うんですよね。ほら、国語のテストの「作者の言いたかったことはなんでしょう」っていう問題と一緒で、本当のところは作曲者にしか分からないはずでしょ?
まあ、本当はそんな難しいことはあまり考えないけど、
とにかく、新しい楽譜を開く時が好き、という話。
どんな曲かは知っていても、最初は思うように弾けなくて、うぬーってなって、でも、練習して、練習しているうちに暗譜して、一通り楽に弾けるようになってからが、本当に楽しいです。
少しずつ自分のイメージに近づける段階になるところね。
(あれ? 楽譜が好きと言いながら、見なくなってからが楽しいと言ってるね)
できなかったことが、できるようになり、そこからさらにブラッシュアップできる。
達成感というか、成長の喜びがあるの。がんばった學生交流ね、わたしって。(ずいぶん大袈裟です)
とはいえ、ある程度までいくと、それ以上を求めたくても技量が追い付かないし、きりがありません。それに、人前で弾く予定があるわけでもありませんしね。それで、一応、オーケーになるのです。
分類: 愛と美しさ 發布時間:2016年06月16日